『フィン・フォトンさんと量子力学』

ヤン・イーイスボー,ヨハネス・トゥウス,ピーア・ベアデルスン作.

監修:前田京剛,監訳:田辺欧,翻訳:勝矢博子.アグネ技術センター.

量子力学の発展に偉大な貢献をした物理学者といえば、まずニールス・ボーアの名が上がるのではないでしょうか。ボーアはデンマーク・コペンハーゲンの生まれです。

2021年にニールス・ボーア研究所が100周年を迎えることを記念して、デンマーク大使館の協力のもと本作(原題Finn Foton og Kvantefysikken)の日本語訳が出版されました。

 

物語には、量子力学のことしか頭にない物理学者のフィン・フォトンさん、8才の息子のウィリアム、そして彼らが暮らすガチョウ村の、ちょっと風変わりな住人たちが登場します。面白おかしいストーリーを楽しみながら、量子力学の不思議な世界にも触れることができる文理融合型の絵本です。

なお翻訳を主として担当してくれたのは文学ゼミ所属の卒業生、勝矢博子さん(2020卒)です。

デンマークならではのインパクトあふれるカラフルなイラストにも要注目です。

『輝く子どものいのちーこどもホスピス・癒しと希望ー』

鍋谷まこと・藤井美和・柏木道子編.いのちのことば社.

「こどもホスピス」での体験を通して、子どものいのちについて、生きる意味について、死について、本人、家族、スタッフが考えたこと、気づいたことが記されている本書。

 

本書に、田辺は「絵本をとおして”いのち”と”死”を子どもに伝える」というタイトルのコラムを寄稿しています。

『デンマーク語で四季を読む

    ーデンマーク文化を学ぶための中・上級テキスト集ー』

田辺 欧・大辺理恵編著.溪水社.

これまでにはなかったデンマーク語のテキストがついに完成しました。初級デンマーク語を習得していれば比較的簡単に読めるテキストから、かなり読み応えのあるテキストまで様々なジャンルのテキストが収録されています。

 

タイトルにある「四季」は、「自然の四季」と「人生の四季」の2つの意味で使われています。前半部分は「自然の四季」をテーマにしたテキスト、後半部分は「人生の四季」をテーマにしたテキストが収められています。

 

どこから読み始めても構いません。さぁ、デンマーク語で四季を読んで、デンマークについてさらに深く知りましょう。

『待ちのぞむ魂 スーデルグランの詩と生涯』 

田辺 欧著.春秋社.

北欧モダニズム詩人エーディット・スーデルグラン(Edith Södergran: 1892-1923) の短くも激しく生き抜いた人生を伝える評伝。

 

真摯に生と死を見つめ、ときに抒情的な、ときに実存的な、ときに謎めいた作品を陸続として紡ぎ上げ、フィンランド・カレリアの地に短くも強烈に燃え尽きた芸術家の全貌。

 

保守的な北欧文壇に反旗を翻し、独自の道を歩むべく、旧態依然の詩形式を打破しつつ、ニーチェ、シュタイナー等との思想的対決を経て培われた詩作・思想の境地とはどのようなものだったのか…。

『泣いてもいい?』

グレン・リングトゥヴィズ作.シャロッテ・バーディ絵.田辺 欧訳.今人舎.

大好きなおばあちゃんがつれていかれないように、4人のこどもたちはいっしょうけんめいです。

「どうしておばあちゃんをつれていっちゃうの?」

いちばん小さな子のうったえかけに、どんな答えがかえってきたでしょうか?

2005年に今人舎より出版された『Mortalを考える 泣いてもいい?』が大型絵本になりました。

『冬生まれの子ども 産婦人科病棟0号室』 

ディア・トリア・メアク作.田辺 欧訳.ビネバル出版発行.ささら書房発売.

1976年にデンマークにて「作家大賞」を受賞、1978年に映画化も実現した、デンマークで異例のベストセラーとなったディア・トリア・メアク(Dea Trier Mørck)作 Vinterbørn の翻訳。様々な出産のドラマから、当時のデンマーク社会が抱えていた問題点が浮き彫りにされていきます。

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