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田辺ゼミ 卒業論文一覧
2023年度:令和5年度
2021年度:令和3年度
小森那々海 「1967年児童文学」とオーレ・ロン・キアケゴー ー50年後も愛される作品の意義と魅力ー
佐竹春菜 デンマークの疫病文学を読む ーPeter Adolphsen:Rynkekneppesygenを読むー
澤邊由美 Erindring om kærligheden『愛の追憶』から見る Kirsten Thorupが描く母親像 〜半世紀にわたるデンマーク社会の変遷とともに〜
松原緋色 Karen Blixen「ペーターとローサ」”Peter og Rosa”,Naja Marie Aidt「花盛りの庭」”Den Blomstrende have”に見る思春期の諸問題について
2020年度:令和2年度
久保田真由 『ある男との平凡な生活について空想』〜現代デンマークのミニマルな物語を読む~
里見菫 小説家,及び博物館員としてのPeter Seebergを 探る
菊井彰乃 21世紀リアリズム文学としてBent Haller Skyld を読む
藤原希 文化・芸術批評家としてのポウル・ヘニングスン-Klingen および Kritisk Revy での文筆活動からみるデンマークモダニズムの幕開けと発展-
堀聖我 2 人の作家から読み解く北欧神話の変容性と現代的意義
吉良美祐 Astrid Lindgren:『長くつ下のピッピ』に描かれた子ども像を再考する
竹内あゆみ Hjalmar Söderberg「Historietter」における表象としての「接吻」~同時代の作家・芸術家との比較において~
山口祐奈 ペール・ラーゲルクヴィスト『こびと』を読む ―語り部 “小人”を軸 に—
渡部和泉 ムーミン一家の機能不全とその解決 『ムーミンパパ海へいく』を通して
2019年度:平成31〜令和元年度
浅妻夏香 Kim Fupz Aakeson作品における父親と息子の関係について
飯村優生 ブリクセン文学にみる食の風景 『バベットの晩餐会』の中の「口」が表象するもの
今石茉那 『オーディンの島』に投影される現代デンマーク社会 ―デンマーク人のアイデンティティの揺らぎ―
勝矢博子 再読 Tove Ditlevsen ―Tove Ditlevsenの魅力とブームの背景―
伊地知俊紀 連作交響詩「わが祖国」第二曲「モルダウ」にみるスウェーデンロマン主義 (とスウェーデン民謡 “Ach du sköna Värmland”) の影響関係について
大鋸瑞穂 C.J.L.アルムクヴィスト研究序説 ―ある古典作家の肖像,および現代に読み継ぐDet går an―
(著者匿名) C.J.L.アルムクヴィストの詩の翻訳と分析 詩集『夢』Songes を通して
2018年度:平成30年度
2017年度:平成29年度
鳥羽明里 Naja Maria Aidtの描く現代に生きる子どもたち
増田歩実 『アポロンの反乱』から読み解くVilly Sørensenのギリシア神話
吉永梨沙 アンデルセンの死生観と社会への影響を探るー『ある母親の物語』の挿絵をもとにー
伊勢田如奈 アンデルセン「人魚姫」の背景をめぐって
高瀬真倫 エーネ・リール作『樹脂』はなぜガラスの鍵賞受賞に至ったのか
柚木慧帆 Karen Blixen 『冬物語』における子どもの描かれ方の特徴について
2016年度:平成28年度
岩田 彩 近代作家として描くラーゲルレーヴ『キリスト伝説集』
沖垣みのり エルサ・ベスコフの生涯と作品研究ー『みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん』シリーズをめぐる一考察
兼田実佳 カール・ドライヤー「怒りの日」に関する考察
君嶋美佳 『シュンネーヴェ・ソールバッケン』におけるビョーンステャーネ・ビョーンソンの表現手法に関する考察
小島睦美 スウェーデンミステリの背景にあるものーヘニング・マンケル『殺人者の顔』の考察を通してー
高尾久美子 オーレ・ロン・キアケゴー研究ー『こしぬけターザン』(Gummi Tarzan) 分析
中川歩果 キム・フォップス・オーケソン作品における教育観を巡る一考察
中村みのり August Strindbergと『令嬢ジュリー』についてーHenrik Ibsenおよび『ヘッダ・ガーブレル』と比較して
2015年度:平成27年度
植田彩芽 デンマークの昔話「口のきけない王妃」分析
岡崎瑛里香 絵本が大人読者に伝えること〜Halfdan RasmussenとIb Spang Olsenの共同作品から読み解く〜
岡本知子 クリスマスとデンマーク文学ーhyggeに着目して読み解くー
小林紗季 日本におけるイングマル・ベルイマン受容ー「秋のソナタの中の(母性)に注目して」ー
田中優衣 アンデルセン童話における魔女像
平井千裕 ストリンドバリ「令嬢ジュリー」における女性観
2014年度:平成26年度
畔柳祥子 ヘアマン・バング「イレーネ・ホルム」研究
関原 瞳 「軽気球」におけるセルマ・ラーゲルルーヴの死生観
高橋いずみ Harry Martinsonの詩集 Spoekskepp「幽霊船」における船のイメージ
高畠知里 鳥をめぐる寓話研究ーアンデルセン、キルケゴール、そしてポントピダンの関係性を探るー
中川麻琴 デンマーク文学における人魚〜誘惑する人魚、誘惑される人魚〜
2013年度:平成25年度
板倉絵里 「赤いくつ」作品研究 '足'に執着するアンデルセン
菊地 灯 Lagerkvist 著 AFTONLANDを巡る一考察 ー「わたし」は旅路の果てに聖地を見るのかー
権田奈津美 アンデルセン童話における擬人化 無生物の擬人化研究を中心に
早田有里 パール・ラーゲルクヴィストの後期作品分析 ー「信仰」という視点から見る登場人物ー
2012年度:平成24年度
板倉亮平 Kim Fupz Aakeson作品研究 ー異質性をめぐる一考察ー
井上みゆき 「バベットの晩餐会」を読み解く ー作品受容のテーマをめぐってー
鹿倉麻未 Karen Blixenの"Den afrikanske Farm"『アフリカの日々」の文体的特徴に見られるBlixen物語の創作観について
川原知巳 カール・ニルスンとデンマークの詩人たちの関係を巡る一考察
櫻木絢子 Klaus Rifbjerg著 Og andre historierにおける意識を巡る一考察
徳原佳子 Farlig midsommarに関する考察ー夏至と劇場が表象する二面性ー
中川真麻 『絵のない絵本』の語り手「月」をめぐる一考察
西村侑子 Dorte Karrebæk作品における文とイラストの関係性を巡る一考察
丹羽美咲 Viktor Rydbergの作品研究 ートムテからユールトムテへの変遷ー
橋本詩織 カーレン・ブリクセン著「不滅の物語」における一考察
弘瀬祐也 トーヴェ・ヤンソンの芸術観についての一考察 ー短編集『人形の家』を中心としてー
藤岡愛実 H.C. Andersen著「雪の女王」 ー「鏡」が作品中で果たす役割ー
渡邉友里 ムーミン童話研究 ームーミンパパの二面性の考察ー
2011年度:平成23年度
宮城悠旗 現代デンマーク語短編作品研究 ー1990年代以降におけるミニマリズムの特性ー
2010年度:平成22年度
佃 典子 アンデルセン童話研究 ー時代と空間を超越する風俗画ー
吉田成志 アンデルセン翻訳再考 ーHistorien om en Moder(「ある母親の物語」)ー
2009年度:平成21年度
北垣佳代 Morten Nielsenの詩における詩の概念をめぐって
工藤麻理子 デンマーク国民啓蒙におけるHøjskolesangbogen ー最新版(18版)の役割ー
奥村佳子 Bent Haller作品研究―リアリズムからファンタジーへ―
2008年度:平成20年度
後藤美帆 映画 Den eneste eneを読み解く
中村麻生 アンデルセンと旅における一考察
若林洋子 エーディット・セーデルグランの詩集『Dikter』における水のイメージ
2007年度:平成19年度
江見麻理子 カーレン・ブリクセン「バベットの晩餐会」における、芸術の意義
鈴木郁子 トーベ・ヤンソンと冬 ー『ムーミン谷の冬』における冬の表象
藤光慎悟 デンマークの国語教育における文学カノン ー役割とそれを巡る議論
2006年度:平成18年度
稲田博子 ブスターの世界 ーデンマーク児童文学の魅力を探る
榎波由梨 ヴィリ・セーアンセンの描く北欧神話
奥山裕介 J. P. ヤコブセン主要作品に見る創作様式の発展過程
関口曜子 ”人魚姫”の生き方 ーアンデルセン『人魚姫』研究ー
2005年度:平成17年度
石井麻子 Leif Panduroのテレビドラマ脚本にみられるずれの世界
濱田さやか カーレン・ブリクセンの作品に見る男女観について
村嶋美穂 Vita Andersen作品批評
2004年度:平成16年度
枇谷玲子 北欧児童文学における離婚のとらえ方
2003年度:平成15年度
手島杏子 フォルケスコーレにおける文学作品の学習方法
西由香利 Wiiliam Heinesenの短編集"Laterna magica"の考察
福田敦史 1960年代のデンマークモダニズム短編小説の分析ーVilly Sørensen, Peter Seeberg, Sven Holmの作品を通してー
2002年度:平成14年度
市原裕子 H.C.Brannerの短編小説にみる子どもの心理ーフロイトの学説を用いた解釈と分析ー
藤村勇貴 激動の時代に生きた詩人 Gustaf Munch-PetersenとMartin Nielsen
萬屋健司 文学と美術におけるデンマーク象徴主義についての考察ーVilhelm Hammershøi とJohannes Jørgensenを中心にー
2001年度:平成13年度
永野香織 2つの時代、2人の女性作家が描く親子関係
新田活子 劇作Kaj MunkのOrdet(『言葉』)と映画Carl Theodor Dreyerの「奇跡」を比較して
山内麻衣子 現代デンマーク文学に見るデンマークの親子関係
大東万須美 カーレン・ブリクセン短編小説研究―自己成長の要因をめぐって―
2000年度:平成12年度
茨木香保里 Paul la Courの芸術概念
1999年度:平成11年度
福田宏美 William Heinesenの世界観についてーModer Syvstjerneをめぐる一考察ー
1998年度:平成10年度
寺西和男 ヴィリー・セーアンセンの実存思想
松下志保 マータ=クリステンセンの短編に登場するアウト=サイダーをめぐって
1997年度:平成9年度
柴田三千穂 男女平等理念に派生する諸問題 出産・育児に対処する両親の役割をめぐって
森山堅司 H.C.Brannerの短篇諸作品における登場人物の心理分析
1996年度:平成8年度
赤坂直子 Peter Høeg "Frøken Smillas fornemmelse for sne" の分析ー主人公Smillaの自己探求についてー
大羽晶子 Svend Åge Madsen "DR. STRANGULA" 『ドクター・ストラングラ』に関する一考察ー作品に見る現代の人生と死に関する問題ー
落合千佳 『誘惑者の日記』に示されたキェルケゴールの二重の意図ー哲学と文学の狭間の一作品ー
小坂井由香 M.A.Goldschmidtの考える愛についての一考察ーKærlighedshistorier fra Mange Landeよりー
1995年度:平成7年度
永栄里世 デンマークの放課後ケアシステムについてー日本の学童保育と比較してー
1993年度:平成5年度
小田切文 Hans Sherfig: "Det forsømte Foraar"(「踏みにじられた春」)についての一考察ー両大戦期間におけるデンマークの教育の現状とその問題点ー
三宅水季 現代デンマーク文化の推移ーPoul Henningsenの思想に見る一考察ー